『ダークタワー』ーダークファンタジーと甦る中二病

【ネタバレ注意】

ダークタワー

観てきました。

予告を観て、おもしろそうだなぁと思って楽しみにしてた作品です。原作は未読です。

○あらすじ○

スティーブン・キングが1970年代から30年もの歳月をかけて完成させたライフワークともいえる小説「ダークタワー」シリーズを実写映画化。ニューヨークで暮らす少年ジェイクは不思議な夢に導かれ、時空を超越する荒廃した異世界に迷い込んでしまう。現実世界と密接するその世界では、世界の支柱である「タワー」を巡り、タワーを守る拳銃使いの戦士＝ガンスリンガーのローランドと世界の崩壊をもくろむ黒衣の男ウォルターが壮絶な戦いを繰り広げていた。ローランド役を「マイティ・ソー」シリーズのイドリス・エルバ、ウォルター役を「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒーがそれぞれ演じる。「ミレニアム　ドラゴン・タトゥーの女」の脚本やアカデミー外国語映画賞にノミネートされた「ロイヤル・アフェア　愛と欲望の王宮」で知られるニコライ・アーセルがメガホンをとった。(映画.comより引用)

○登場人物○  

ガンスリンガー/ローランド・デスチェイン(イドリス・エルバ)

 タワーを守ろうとしているおじさん。銃の使い手。リロードのプロ。心が強い。父親をウォルターに殺されてからは復讐おじさんとなる。手で狙って撃って銃で殺すのではなく、目と気で狙い定めて心で殺す、がモットー。

黒衣の男/ウォルター(マシュー・マコノヒー)

なにがなんでもタワーを壊そうとしているおじさん。魔術の使い手。魔術で人を操れるのでチート状態。 唯一ローランドには魔術がきかないらしい。

ジェイク・チェンバーズ(トム・テイラー)

父親を亡くしてから不思議な予知夢のようなものをみるようになる。ある日の出来事で夢は本物だったと確信し異世界へと行くことになる。そこでローランドに拾われ一緒に行動することに。タワーを壊せる能力があるとしてウォルターに狙われている。強い輝きをもつ子ども。

○感想○

うぉおおおおおお！！！！！！ガンスリンガーかっけぇええええええ！！！！！！！！！

ガンスリンガーのローランド役イドリス・エルバがハチャメチャにかっこよかった…。アクションシーンが最高でしたよね、ほんまにね。私2丁拳銃な人めちゃくちゃ好きなんだけど、リロードシーンがもうおかしいだろってレベルでかっこよくてひたすらテンション上がってた。黒衣の男ウォルター役マシュー・マコノヒーもめちゃくちゃかっこよかったし、色気がすご…。こんな漆黒のマコノヒー初めて見た(笑)内容は、わかったようなわからんような…。原作読んでないとわかりづらいのか、映画自体がシリーズものになるのか、私の理解力がないだけか。スティーブン・キングの他の映画も観たほうがより楽しめるのかなぁ。ペニーワイズとか出てきたもんな。

ちょっと尺が短くない？なんとなく物足りないなって思ったよ。私勝手に140分ぐらいあると思ってたんだけど、90分しかなかったね。せめて120分ぐらいにしてもうちょっとジェイクとローランドの交流を入れるとか…。

ローランドもジェイクも父親を亡くしてて、友であり師弟であり親子でもあるような関係になっていくんですよ。そのへんをもうちょっと…。

あとウォルターがなんでタワーを壊そうとしてるかをもうちょっと知りたいなぁなんて。

複数の世界があって、タワーは全ての世界の支柱であり、タワーが攻撃されるたびにいろんな世界で影響が出てくるらしいんですね。ジェイクはNYに住んでるのですが、ジェイクの夢でタワーが攻撃されるたびに、ジェイクの世界では地震が起こります。

タワーが壊れてしまうと、「タワーを中心とした世界」の外側の異世界からモンスターが侵入して世界の秩序が乱れてしまうらしいのです。ウォルターはそれを狙っていて混沌世界の支配者になるべく頑張ってるおじさんなのです(たぶん)

なんかよくわからなくなってきたな…(笑)

世界の秩序を乱されないためタワーを守るガンスリンガーたちと世界に混沌をもたらそうとするウォルターとの戦いは長年続いてたみたいです。んで、その途中で、ローランドは父親を殺されちゃうのです。そこからもうタワーを守るより父親の仇をとりたい！って気持ちで行動してるのです実は。ガンスリンガーはもういない、みたいなこと言ってましたもんね。まぁガンスリンガー見事復活しますけど。

ウォルターとローランドの最後のバトル、かっこよかった！ウォルターは魔術で銃弾も掴んじゃうしいろんなもの浮遊させて投げつけてくるし、X-MENのマグニートーみたいな(笑)

ローランドは早撃ちとかリロードがほんまにかっこよすぎな(笑)かっこいいガンマンに弱い私…

タワーを救って最後、ローランドとジェイクは一緒に異世界に帰って旅を続けることにしたっていうのも、良いですね。友情は終わらない！

クリムゾンキングが何なのかめっちゃ気になったんだけどノータッチだったので、続編とかあるのかなぁ。そもそも原作が長編小説で映画は90分の1作のみというのはどうなんだ…？

やー、なんかたぶん自分でもよくわかってないので意味不明の文章になっちゃうなぁ(笑)

ストーリーを理解しようと思ったら原作未読はキツいのかもしれない。

アクション楽しむなら全然いい！！めっちゃかっこよかった！私のなかの中二病が甦るところだったぜ…。やっぱり、ダークファンタジー、好きです！

スティーブン・キングは自身の作品の世界を繋げて展開させるのがめちゃくちゃ上手いらしいのでこのダークタワーにも色々な小ネタがあったんだと思います。私他の作品あんまり観てないからITしかわからなかった。

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 原作はこちら

全巻セットのやつ 

ダーク・タワー 全巻完結セット (新潮文庫)

新装版がこれかな 

ダークタワー Ｉ　ガンスリンガー (角川文庫)